孔子さまとドラッカーが、ビジネスには効く件

ひとつのことを極め、
そのトップに君臨する人たちが、
各分野ごとに必ずいらっしゃると思います。

政治の世界、経済界、芸能界
各スポーツの分野等々、
あなたにも、「あの人がそうだ」と
その顔を思い浮かべる人が
何人かいますよね。

そして、その顔ぶれの中でも、
大まかに2つのグループに分ける
ことが出来ると思います。

それは、「王者」と「覇者」です。

「王者」とは「王道」により、その道を制し、
「覇者」とは「覇道」により、その道を制す。
ということになり、各道の意味は
下記の通りとなります。

【王道】
儒教で理想とした、有徳の君主が
仁義に基づいて国を治める政道。

【覇道】
儒教の政治理念で、武力や権謀を
もって支配・統治すること。

どちらも、儒教の思想のようですが、
要するに「王者」は、その人の徳によって
人心を束ね、「覇者」は力によって支配する
ということになると思います。

何かの分野で、末永く成功し続けられるか、
または、打ち上げ花火のようにパッとあがって
すぐに消えてしまうのか、ということには、
「王道」と「覇道」のいずれの道を
行くかに大きく関係しているような
気がしています。

戦国武将でいうと、信長と家康みたいな
感じでしょうか。

一方、誰でも名前ぐらいは知っている、
かの経営の神様、ピーター・ドラッカーは
「基本と原則に反するものは、例外なく破綻する」
と述べています。

これは、基本や原則を外してしまっては、
成功し続けることは不可能だということを
意味している訳ですが、まさになるほどと、
腑に落ちる言葉だと思います。

さらに、先ほどの「王者」「覇者」と
このドラッカーの言葉には、とても大きな
関わりがあると気付きました。

家康は、若き日の不遇な人生を
耐え忍びながら、
家臣や領民の心を離すことなく、
群雄割拠する時代に確実に力を付けて、
まさに基本に忠実に成長してきたからこそ、
あのような末永い繁栄を手にし、
信長は奇をてらった戦法で、その名を上げ、
王道を無視した、派手でパワーのある
手法で上り詰めようとしたが、
周囲の反発も強く、
結局一代にして潰れてしまった。

時代を現代に移しても、
それと同じようなことが
日々繰り返されていて、
特にビジネスの分野においては、
顕著にそういったことが
起きていると思います。

僕の印象では、孫さんは王者ですね。
誰もが認めるところではあると思いますが、
抜群の安定感を感じます。

ホリエモンは覇者っぽい感じがしますね。
彼の主義主張はとても共感するし、
個人的にはファンなのですが、
王者とはいえない気がします。

ビジネスをするにあたっては、
基本と原則をしっかりと守り、
その土台の上に、自分の個性を
発揮していくのが正しい道であることは、
疑いのないところだと思いますが、
それでも実は、私には覇者的な生き方も、
とても魅力的に映っているんですよね。

刹那的に煌めくパワー感とドライブ感
とでもいえばよいのか、
欠点だらけで、不安定だけれども、
鋭利に磨き上げられた刃物の切っ先での
一転突破みたいな・・・

ホリエモンが最初に立ち上げた会社って、
確か「オンザエッジ」という名前だったと
思いますが、いい名前ですね。
カッコいいです。

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