いちアップルユーザーが、ひいき目に語るの件

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あなたは、Appleという会社を
ご存知でしょうか?

多分、よっぽど世の中の情報を
遮断している人以外、名前ぐらいは
聞いたことがあると思います。

いちいち説明しなくとも良いほどの、
数々のヒット商品を世に送り出している、
超有名グローバル企業ですよね。

私は20年来、Macを使っているのですが、
使い始めの頃は、特定の業界の人以外、
Appleという企業を知っている人は
少数だったと思います。

スティーブ・ジョブズという人がいて、
Appleをクビになったらしい、
などといった情報も、私達からすると、
Appleはどうなってしまうんだろう?と、
心配していましたが、一般の人からすると、
「へぇーそうなの? で、その人誰?」
といった感じでしたね。

その頃のパソコンと言えば、
NECのPC98などのDOSマシンが主流で、
Winも3.Xみたいなときで、
筐体のデザインも、いかにもな感じでした。

かたやMacと言えば、アップルホワイトと
当時呼ばれた、上品な白い色の
ボクシーでシンプルな筐体に
レインボーカラーのアップルマークと
機種名がさりげなくあしらわれていて、
プロダクトとして、とても美しい
優れたデザインでした。

そしてOSのGUIやワンボタンマウスなど、
ユーザーフレンドリーな設計は
DOSマシンに比べると、
はるかに優れたものだったし、
Adobeのイラストレーターやフォトショップなどの
クリエイター系のソフトも、その多くが
Mac専用のソフトとして誕生し、
Win版が出たのは、かなり後のことです。

そして今やIT業界を席巻し、
世界が今後の動向をに注目するほどの
企業に成長したのですが、
その根底にあるものは徹底した
Customer satisfaction(お客様の満足)を
全てにおいて優先した企業努力の
賜物だったのではないでしょうか。

デザイナーとしての立場から考えると、
美しいディティールと精緻な加工がなされた
プロダクトや、使い易く設計、デザインされた
OSや関連ソフトはもちろんのこと、
なかでも特筆すべきは、一貫した理念に
基づくブランド戦略ですね。

あらゆる販促物から商品パッケージ、
マニュアルや付属品を納める仕掛けに至るまで、
全てにわたって、ブランドのアイデンティティが
巡らされている点がもの凄くて、
ユーザーに「上質なものを所有する喜び」を
与えることに成功しているといえます。

パソコンやIT業界で、これほど、
ブランド管理をしっかりやっている企業を
私は知りませんし、個人的には、
Appleと競合する他メーカーの製品群で、
欲しい、買いたいと思うものに出会うことは稀です。

全ては、あのジョブズというイカレた
カリスマのなせる技という見方が
世間では強いようにも思われますが、
果たしてそうなのでしょうか?
他のメーカーなどは、それを言い訳にして、
逃げているだけのような気がします。

Appleの商品のパッケージには、
「Designed by Apple in California」と、
必ず記されていることをご存知でしょうか?

誇らしげに(デザイン的には控えめに)記された、
この言葉にこそ、Appleの大躍進の
秘密が隠されているような気がします。

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